この構想の出発点は、Neustadt a. Rbge.の中心市街地全体を対象とした、他に類を見ない照明コンセプトの創出にあります。Neustadt a. Rbge.の照明コンセプトは、包括的なアプローチに基づいており、同市の建築様式に合わせて特別に開発されました。その目的は、中心市街地に調和のとれた景観を創出し、それによって滞在の質を向上させることにあります。
このプロジェクト
の特徴は、街灯柱を一切使用しない点にあります。この照明コンセプトでは、一般照明として、建物の外壁の屋根の端の下部にスポットライトが設置されます。
スポットライトにはカラーフィルターを取り付けることが可能で、これにより、市内中心部全域で、あらゆる色合いの臨時イベント照明を実現することができます。.
視覚的な誘導
重要な建物のファサード、ランドマーク、記念碑、教会の塔、噴水を際立たせることで、視覚的な誘導が生まれます。そのためには、道路、広場、建物の明るさに差をつける必要があります。つまり、照明は、都市空間の「視認性」を高めることで、方向感覚を掴みやすくする役割を果たすのです。.
アイデンティティ
市内中心部には、独自の個性があります。ノイシュタットの照明計画は、この特徴を際立たせ、さらに引き立てる役割を果たしています。.
雰囲気
市内中心部には、独自の個性があります。照明は、街に滞在している間にポジティブな感情を呼び起こし、人々が街に居心地の良さを感じられるようにすべきです。.
サービス
公共空間において、安全な距離からでも人々の行動を把握するためには、特に暗闇において、歩行者が互いに認識し合えることが基本条件となります。
都市における快適さや安心感の形成において、都市空間全体を把握できることは極めて重要な要素です。地元以外の人にとっても良好な視覚的な方向感覚を得るためには、道路空間全体の照明、すなわち建物のファサードの照明も不可欠です。.
人工照明による景観演出は、大きな差別化の可能性を秘めており、都市のアイデンティティを創出します。ノイシュタットの広大な周辺地域(面積350平方キロメートル)にある33の地区や村にもこの構想への賛同を得て、認知度を高めるため、2007年2月に、各地域の首長全員と「ノイシュタット・シティマーケティング協会」との会合が開催されました。 同協会は、村々においても選定された物件について、計画立案の負担を引き受けることを提案しました。対象となるのは、教会、コミュニティセンター、博物館、歴史的建造物などの建物です。